小さな自分の頭で考えました。「前原氏がTPP推進の中核 適切ではない」を2つの視点から見てまもなく証明します。
前原政調会長。屈中日本の中でかつて「中国は脅威」と発言し注目度アップ、しかしボロが出ましたね。
【永田偽メール事件2006年2月】
実は前原氏、一時期野党民主党の代表でしたが「偽メール事件」の責任を取って辞任しました。なぜ辞任する羽目になったか?ちょっと面倒臭いけど先に進まないので説明します。
TVタックルによく出演していた民主党永田議員が、ライブドア事件で起訴されていた堀江貴文が発信したと見られる社内メールを入手したとして自民党を追求し始めた。
堀江貴文は2005年、自民党から出馬したときの選挙コンサルタント代として武部勤幹事長の次男に3000万円送るように社内通知で指示した、というもの。
これで一挙に自民党を落とせる。そう考えた前原代表は永田議員と結託して自民党を攻撃した。
ところが小泉純一郎首相が「ガセネタでは役に立たんでしょう。ガセはガセ」と断言して局面は急展開。
前原代表は党首討論で「期待しておいてください」と含みをもたせた発言をしたが。
しかし新事実が出せず前原は視聴者、マスコミから批判を浴び支持率がガタ落ち。
これがもとで代表を辞めざるをえなくなった。
ここから核心に迫ります。前原氏は
メールが本物であるか調べないで、小泉政権をけ落としたい一心でこれを利用した。
または
小泉政権を倒したい一心で、メールの真偽は考えなかった。
前原氏の印象。
かなり欲望の強い男である。どろぼうを表現する言葉に「金に目が眩んで盗んだ」というのがあるが前原氏のやったことはまさにこれでしょう。
性犯罪者は大きな欲望にとらわれ、後先の懸念を消失して犯行に及ぶ。
欲望が知性を曇らせた。
ここまでは善意に考えてのこと。しかしこうも言える。
小泉政権を倒すためなら事の真偽はどうでもよい。エモーショナルな行為が先だ。
ですね。
前原氏は事の内容は考えていない。氏の思惑に沿った行為だけ先行する。
【八ッ場ダム問題 2009年9月】
2009年9月自民党から民主党へ政権交代があってすぐ露出してきたのが前原誠司氏である。
地元、一都五県の反対を押し切って2010年完成予定だった八ッ場ダム建設中止を決定した。
「長年かけて建設をやっと受け入れてきた。中止しないで欲しい」住民の
悲痛な訴えもなんのその中止を断行した。
地元住民のもっともな意見にたいして「国民との約束だから」というだけで建設を中止すべき理由を一切言いませんでした。
言わない→言えない→言うべき正当な理由がない
前原氏はダム中止が適切かどうかは考えないで、目立ちたいがためにエモーショナルな行為に走った。
こういうことだと思います。
マニフェストを実行して見せたい欲望が先行し、地元の生活や県の便益などどうでもよかった。
欲望が知性を曇らせた。
【その後2011年9月】
国土交通省の関連機関が「八ッ場ダムの建設事業の検討会」を開き一都五県の知事が出席した。
八ッ場ダム完成の残りの事業費 700億円
河道改修を中心にした案 1700億円
または 渡良瀬遊水地を改築する案 1800億円
知事らは「八ッ場ダム建設案が最も効果的なことが確認された」として
工事の早期再開を求めた。
記者の質問に対し前原市は「大臣が替わって10日も経たないうち出してくるのはどういうことだ。極めて不愉快だ」と不快感を露わにした。
明白な損得勘定のデータを見せられて謝罪するどころか怒ってしまうというのだから。
誠意はどうした?。
逆に自分が政調会長である立場を利用して「政調会長の事前審査が必要となる」と圧力をかけたんですよ。
この男にかかっては地元、県、国の利益さえどうでもよく自分の欲望が最優先なのだということが分かりますね。
さていよいよ結論です。いままで前原氏の動きを見てみれば、TPPについてもまったく同じことが言えます。
前原氏にとっては国民の利益はどうでもよく、TPP参加で手柄を立てて見せたいというエモーショナルな行為が重要なのです。
前原氏に国民に直接影響を及ぼすTPP参加の是非を委ねるのは非常に危険です。
以上事実に基づく推論からタイトル「前原氏がTPPの中核 適切ではない」が立証されました。
◇ ◇ ◇ ◇
TPP参加慎重派の鹿野道彦農水相は「判断するにはまだ情報が不十分」と言っています。
TPPについて何にも知らないと正直に言っております。ていうか慎重派はそうでしょうが推進派もTPPに参加したらどういうメリット、デメリットがあるか何にもわかってないでしょうよ。
知ってるなら一年にどれだけ自動車が売れて雇用が何人増える。アメリカの米は店頭ではいくらで売られるのか答えてみろよ。
むかし侍の時代に使者が殿様の手紙を持って敵国に参上した。
使者はすぐ殺された。
その手紙には「手紙を持ってきた者は危険人物なり。殺害すべし」とあった。
使者は手紙の中身を知っとかなくちゃねえ。
TPPについては
日本がどうなるか知らなくて国会の先生方はよく決められるな。
です。
マスコミが煽っているようですが、政権交代を煽ったのは誰だ?その結果どうなった?
私は少なくとも民主党なんぞ推してはいませんよ。
確かな理由を言えなければTPPを進めてはならない、怪我の影響は子々孫々まで及ぶ。
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