2009-08

クリントン氏アメリカ人記者解放 自国だけの解決

 まさに電撃的な北朝鮮訪問だった。クリントン元大統領は4日金正日総書記と会い「謝罪」し2人のアメリカ人記者が釈放された。

 アメリカの元大統領が北朝鮮に出かけていっておおっぴらに謝罪したのでは北朝鮮の行為の正当性を認めたことになる。
 日本人の拉致被害者のことは考えないのだろうか。
アメリカ人記者が不法入国したということだけで謝罪しなければならないのなら、日本国内で北朝鮮の工作員が日本人を拉致したことはとうてい許しがたい犯罪行為なのだ。金正日はまだ謝罪していない。

 アメリカはなぜこんなことができたのだろうか。
そもそもの出発点は北朝鮮のアメリカ人記者拘束のことで、北朝鮮に対しヒラリー・クリントン国務長官は「拉致された」とも「不当な行為だ」とも非難しなかった。
 こういうのをズブズブというのでしょうか特使を派遣して解決するという最初からアメリカと北朝鮮が織り込み済みだったのか北朝鮮の制裁に反対する中国に配慮したものなのかはたまたヒラリー国務長官が北朝鮮を刺激する言葉を避けたのを当局が後でうまく利用したのかはクリントンらに聞いてみないと分からない。

 がいずれにしても拉致された当初アメリカが北朝鮮の行為を非難していれば今回の「謝罪」&「解放」の道は無かった。アメリカが金正日に恩赦をしてもらったんですね。
非難していれば「クリントンらは北朝鮮の犯罪行為に加担するのか」という当然の批判が起こるからです。

 裏取引が成功するとオバマ大統領は「非常に安心した」「クリントン氏はたいへんいい働きをした」と「問題の解決」を喜んだ。
 大統領らは自分たちさえ都合がよければいいのだろうか。日本人の拉致被害者のことは考えないのだろうか。
 笑っている金正日とクリントン元大統領の正面を向いた写真がテレビに写し出されてしまった。
これで北朝鮮の制裁は中断することでしょう。すると核兵器を作る資金と材料が北朝鮮に流れミサイルに積む核兵器が完成に近づき日本が脅迫される時期が早まった。

 アメリカは拉致問題を解決するのに特使を派遣して話し合いで問題の解決をはかった。
アルカイダに拘束されたら特使を派遣し話し合いで解決するのだろうか。
 チベットでもウイグルでも自治区の人々が迫害にあってもアメリカは中国に何もいわなくなった。
 民主党は人権派と聞くが暴力を非難しないのならば人権派とは言えない。
アメリカは世界の警察とかつて言われたが今はマイホーム主義になってしまった。

 中国重視のオバマ大統領、みせかけのパワーにぞっこんで中国ワンダフルのクリントン国務長官。「裏取引」で中国に「アジアのことは中国にまかせなさい」と指示されているかもしれない。

 アメリカは武力で日本を守ってくれないかもしれない。
現に前回の北朝鮮ミサイル発射のさい、アメリカの国防長官が「アメリカが北朝鮮のミサイルを迎撃するのはハワイまでだ」と言った。

 中国に取り込まれたアメリカの日本を防衛する力が弱まる中、「専守防衛」だの「非核三原則」だの金科玉条のように重大視する民主党が政権を取ると、名実共に日本は核の無い武力も行使できない国になる。
 この状態をたとえてみれば後ろ手に手錠をかけられた状態、しかも手錠は自分でかけた。
財布を取られてもなぐられても何も応戦できない。

 民主党が政権を取ったら日本はそんな国になる。いよいよ日本の終わりの始まりがはじまるのです。
  終わりたくないよね。

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テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:政治・経済

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